2012「Introduction to Environmental Science (07 April 2012)」#01と#02
2006年度開講講義
- 学部担当講義:北海道学(平川教授と2名で分担)
前期開講(火曜5講目):北海道の自然環境の特徴と由来,そして急激な変貌,とりわけ明治期以降の開墾とそれに伴う自然の応答,エコツーリズム,グリーンツーリズム,環境教育などについて,アイヌの自然観をまじえながら私たちの足元を観察し,環境と人間について深く考えることを目指します。
イントロダクション,北海道の景観:その成り立ちと現在(平川)
北方圏への窓口:北海道の寒冷環境(平川)
北海道の冬の自然環境(渡邉)
北海道大学構内,札幌市域とその周辺の自然の変貌(平川)
北海道大学構内自然観察散歩(平川)
アイヌ語地名:「神々の遊ぶ庭」から札幌市内の地名まで (渡邉)
アイヌの森から日本一の農業地域へ:十勝平野の自然の応答(平川)
大雪山の山岳自然環境 (平川)
知床の自然の特徴:世界自然遺産との関わりにおいて考える(平川)
北海道における世界自然遺産登録の意義:世界遺産を知床から考える(渡邊)
北海道の自然保護:自然への人為的インパクトと自然公園制度(渡邉)
北海道におけるグリーンツーリズムと地産地消(渡邉)
北海道におけるグリーンツーリズムとエコツーリズムのコラボレーション(渡邉)
- 大学院担当講義:山岳環境科学特論
- 大学院担当実習など:地球圏科学論文購読I,II, 地球圏科学特別研究I,II, 地球圏科学実習I, II
大学院での学生生活を有意義かつ楽しく過ごすために
本コースでは,ゼミ・個別指導などの際に,教員や先輩らが特定の学生に対して,過度の精神的負担を与えることのないように,以下のような取り組みをすすめることが確認されています。
指導教員は,指導する学生に対して,とかく”熱く”なりやすいものです。ゼミには,複数の教員・博士研究員が出席することとし,指導のうえで学生への精神的負担が大きくなりすぎないように努めます。
学生の皆さんは,教員や博士研究員,先輩らから,個人的に人格を否定されるような発言を受けたと感じた際には,ほかの教員や博士研究員,先輩らに遠慮なく相談してください。遠慮・躊躇は無用です。相談は早ければ早いほうが良く,精神的負担が大きくなる前に行動してください。
また,その他の相談口として,学院長(南川教授),北海道大学全体の相談窓口である学生相談室(706-7463)やセクハラ・カウンセラー(706-2097)などがあるので,必要に応じて利用してください。
野外調査時の安全確保について
野外調査で研究室を留守にする場合は,あらかじめコースホームページの調査・旅行届けに記帳してください。また,「調査・旅行計画書」を403室にはりだして,所在を明らかにしてください。山岳地域に出かける場合は,緊急時の連絡手段を確保しておいてください。長期の海外調査の場合は,学術助成係に「海外学術等許可願」を提出することが義務づけられていますので,お忘れなく。また,本コースでは,野外調査中あるいは実験中の万一の事故のことを考え,学生の皆さん全員に保険に加入していただいています。
非常勤職員
弘前大学:地域環境科学特別講義II,2009年12月6日~7日(集中講義)
筑波大学:地生態学,2007年1月8日~9日(集中講義)
独立行政法人大学入試センター:2004年4月~2006年3月(教科科目第一委員会委員・地理)
国際連合大学:2003年6月(集中講義)
筑波大学:空間情報科学特論,2003年1月6日~7日(集中講義)
北海道教育大学札幌校:外国地誌,2002年1月7~10日(集中講義)
北海道教育大学釧路校:地理学特講,2001年12月25~28日(集中講義)
東京都立大学:1997年12月3~5日(集中講義)